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影も見えるし光も走る

  • 「数日前から突然、右目に影が動くようになり、時折、ピカッと端の方で光が走る」
  • と訴えて受診される患者さんがおられます。(もちろん、左目のこともあります)
 
  • 影が動く症状を飛蚊症、光が走る症状を光視症と呼んでいます。
  • 飛蚊症光視症の概要について、以前のブログや当院のホームページ「診療のご案内」で解説しておりますので、ご参照ください。)
 
  • 今回取り上げた症状の原因を考える上で大切な項目は、症状が突然現れたこと、
  • 片眼であること、視野の端で一瞬ピッカと光ることです。
 
  • これらの特徴から推測される原因は、ズバリ、後部硝子体剥離の発生です。
 
  • 眼球壁に覆われた眼の内側の空間の約2/3は、硝子体(しょうしたい)と呼ばれる、
  • 生卵の白身のような透明でドロッとした物質が詰まっています。
  • 硝子体は光が網膜に届くための光の通路です。
 
  • 加齢によりドロッとした硝子体は、次第にサラサラな状態に変化します(液化)。
  • 液化がさらに進行すると、ある日突然、網膜と接着していた硝子体が網膜から剥離する
  • 後部硝子体剥離が発生します。
 
  • 後部硝子体剥離の際、視神経乳頭の縁に接着していた線維組織が剥がれて、
  • 硝子体に付着し眼内に浮遊するようになります。
  • 眼内に浮遊している線維組織が網膜に影を落とすため、ある日突然、飛蚊症が出現します。
 
  • 網膜から剥離した硝子体は、網膜の端で接着したままです。
  • 眼球運動に伴い、剥離した硝子体は眼球内を動きます。
  • そのため、硝子体と接着している部位の網膜が引っ張られたり、
  • 動いた硝子体が網膜に当たることにより、網膜が刺激されます。
  • この網膜への刺激が光視症の原因となります。
 
  • 後部硝子体剥離は加齢性変化に伴い、ある日突然(一般的には50歳以降)発生し、
  • 飛蚊症と光視症が現れる可能性があるのです。
 
  • ただ、硝子体と網膜の癒着が強い部位があると、後部硝子体剥離の進行過程で
  • その部位の網膜が裂け、網膜裂孔が生じることがあります。
  • 網膜裂孔は裂孔原性網膜剥離(いわゆる網膜剥離)に進展する危険性があります。
 
  • 網膜裂孔・裂孔原性網膜剥離は緊急治療を要しますので、飛蚊症や光視症を自覚したら、
  • 早急な眼底検査が必要です。

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