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アイフレイル

日本眼科医会はこの夏からACジャパンのテレビコマーシャルで、アイフレイルについての啓発活動を行っています。(三匹のカエルが輪唱しながらアイフレイについて説明する動画です)

3年ほど前のブログで「アイフレイル」について解説しました。

「フレイル」は、年齢に伴い身体や認知機能の低下が始まった状態で、健康な状態と介護を要する状態の中間の状況を指します。適切な治療や予防を行うことで、介護を要する状態への進行を防ぐことができる可能性があります。

「アイフレイル」は目のフレイルのことで、年齢に伴う視覚機能の低下が始まった状態です。

身体と同様に目も加齢による変化が生じます。最初は無症状であることも多いのですが、時に見にくさを自覚します。これを放置していると、視機能が低下します。

さらに進行し、重度の視機能障害に陥ると、治療を開始しても視機能の回復は難しくなり、日常生活に支障をきたすようになります。

早期に発見し適切な治療を行うことで視機能を回復させたり、進行を遅らせることが期待できます。

「目の健康を振り返り、これからも快適な見え方を維持することで、目の健康寿命を延ばしましょう。」というのがアイフレイル啓発活動の目標です。

下記は日本眼科医会のホームページに掲載されているアイフレイを疑う10項目のチェックリストです。

  • 目が疲れやすくなった
  • 夕方になると見にくくなることが増えた
  • 新聞や本を長時間見ることが少なくなった
  • 食事の時にテーブルを汚すことがたまにある
  • 眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった
  • まぶしく感じやすくなった
  • はっきり見えない時にまばたきをすることが増えた
  • まっすぐの線が波打って見えることがある
  • 段差や階段が危ないと感じたことがある
  • 信号や道路標識を見落としそうになったことがある

チェック項目の該当が0の方は、「あなたの目は今のところ健康です。変化を感じたら、またチェックしてください。」

1つの方は、「目の健康に懸念はありますが、直ちに問題があるわけではありません。」

2つ以上の方は、「アイフレイルかも知れません。一度、眼科専門医にご相談ください。」

ブログでは折りに触れて、年齢に伴う目の病気や視機能の変化視機能の低下に伴う転倒や骨折のリスク、さらには視機能と認知機能との関連視機能や目の病気についての意識調査の結果などについてご紹介して参りました。ご参照いただければと思います。

ブログでしばしば取り上げていますが、加齢に伴い白内障や緑内障、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症といった目の病気を患う方が増えてきます。

いずれの疾患も早期発見・早期治療が何よりも重要ですが、なかなか気づかないことが多いようです。

来る9月22日(日)午前10時から札幌市民交流プラザ2階 SCARTSスタジオで、

アイフレイルに関する講演会を開催いたします。

ご都合がつくようでしたら、どうぞご参加ください。

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