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ブルーライトカット眼鏡でデジタル機器眼精疲労が改善する根拠なし

眼精疲労は、眼を使う仕事を続けることで目の痛み・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの眼症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、目を休めたり睡眠をとっても十分に回復しない状態をいいます。

目に病気があって眼精疲労が生じることもありますが、度の合わない眼鏡を使用していたり、老眼で無理な近業作業を行うことが原因となります。

最近はパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器を使用する機会が増えたため、これが原因の眼精疲労、デジタル機器眼精疲労が増えています。

先日、米国眼科学会の機関紙 Ophthalmology の電子版に、デジタル機器眼精疲労に対する治療の有効性や安全性について、過去に報告された研究結果を集計・解析した豪州メルボルン大学の研究が掲載されました。

この研究では、デジタル機器による眼精疲労の治療として有効かもしれないと過去に報告された種々の治療をそれぞれ検証し、再評価しています。

その結果、以下のような結果が報告されました。

・パソコン作業中に装用する眼鏡は、単焦点レンズでも累進焦点レンズでも眼精疲労の度合いに差は認められない。

・ブルーライトカット眼鏡を装用しても、眼精疲労の症状は緩和しない。

・ビルべリーなどのベリー抽出サプリメントを内服しても眼精疲労の症状は緩和しない。

・オメガ3脂肪酸のサプリメントには、パソコン作業で誘発されるドライアイの改善効果がある。

・トマトや人参などに含まれ抗酸化作用があるカロテノイドの眼精疲労緩和効果については明らかになっていない。

残念ながら現時点では、デジタル機器の使用で生じた眼精疲労に対する有効性が確認されている食品やサプリメントはありません。

またブルーライトカット眼鏡の効果も実証されていません。

眼精疲労の治療には、原因が特定できればそれを排除することが必要です。眼鏡が合わない場合は作り直し、目の病気が発見されれば治療します。

眼精疲労に特効薬はありませんが、パソコンやスマートフォンを使用する機会の多い方は、適度な休息を取りながら作業を行うことが非常に大切です。

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