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視覚障害の原因疾患に関する全国調査

  • 前回のブログで視覚障害認定基準の改正について取り上げました。
 
  • 今回は今年9月に報告された、視覚障害の原因疾患に関する全国調査の結果について紹介します。
 
  • 厚生労働省の難治性疾患等政策研究事業として、岡山大学と山形大学の眼科研究グループが共同で、47都道府県を対象に、平成26年4月1日から1年間に身体障害者診断書・意見書に基づき新規に視覚障害認定を受けた18歳以上の症例の実態調査を行いました。
 
  • 新規に認定を受けた視覚障害者数は12,505名で、
  • 原因疾患の内訳は、1位:緑内障(28.6%)、2位:網膜色素変性症(14.0%)、3位:糖尿病網膜症(12.8%)、4位:黄斑変性(8.0%)、5位:強度近視網脈絡膜萎縮(4.9%)でした。
 
  • 平成19年度の前回調査と比べ、緑内障と網膜色素変性の割合が増加し、糖尿病網膜症と黄斑変性の割合が低下していました。
 
  • 網膜色素変性症は遺伝性疾患で、治療法のなかった本疾患に遺伝子治療が行なわれ、有効性が報告されたことを以前のブログでご紹介しました。
 
  • 糖尿病網膜症加齢黄斑変性は、当院でも積極的に行っている手術や薬物治療により、治療成績が向上し、視機能の維持・改善が得られるようになっています。
 
  • 緑内障は症状を自覚しにくく、一度進行してしまうと治療を始めても視機能を回復することが難しい病気です。
 
  • そのため、早期に発見し治療を開始することが重要です。
  • たとえ症状がなくても、積極的に目の検診を受け、チェックする必要があります。
 
  • 緑内障の治療は、治療の効果を実感しにくいため、治療を中断してしまい、その間に視機能障害が進行する患者さんもおられます。
  • 治療を継続することも大切です。

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